セ・リーグ2連覇したヤクルトは松山での秋季キャンプで、来季へ向けて動き出しています。
1軍がクライマックスシリーズ、日本シリーズを戦っていた頃、2軍はみやざきフェニックスリーグに参加していました。
今回は、そんなみやざきフェニックスリーグに参加している選手の1日が、YouTubeの東京ヤクルトスワローズ公式チャンネルでアップされていました。
その中で、西都名物の石貫階段ダッシュをおかわりする「柴田大地」選手が面白かったので、今回は「柴田大地」選手についてまとめました。
41 柴田 大地(しばた だいち)
名前 | 柴田 大地(しばた だいち) |
ポジション | 投手 |
投・打 | 右投・右打 |
身長・体重 | 181cm・92kg |
出身地 | 東京都 |
経歴 | 東糀谷イーグルス ─ 羽田アンビシャス ─ 日体荏原高 ─ 日本体育大 ─ 日本通運 |
選手としての特徴
柴田選手は、日本体育大学から日本通運にすすみましたが、大学時代は怪我の影響から公式戦の登板はありませんでした。社会人時代に復帰し三振がとれる最速156kmの速球が武器の速球派の投手です。
プレー以外では、結構面白い一面もあり1軍でのインタビューが楽しみな選手となりそうです。
柴田選手の面白さはYouTubeを見るまで知らなかったのですが、東京ヤクルトスワローーズの公式チャンネルでその素顔が出ていました。
みやざきフェニックスリーグに参加している2軍の選手の1日を密着する動画の中で、最後におまけとして西都名物の石貫階段ダッシュをする選手達の姿が撮影されていて、その中のワンシーンで「面白い選手だな」と感じたので是非見てください。
プロ入り前まで
柴田選手は東京都出身で、小学校3年生の時に「東糀谷イーグルス」で野球を始めました。
中学時代は、硬式野球ポニーリーグの「羽田アンビシャス」に所属していました。
高校は東京都の「日体大荏原高校」に進学します。高校時代から怪我が多い選手でしたが、コツコツと努力するタイプだったようです。3年時は背番号10で東東京大会に登板していましたが、4回戦で敗退し甲子園出場は叶いませんでした。
高校卒業後は日体大に進学します。大学では入学早々に右ひじを負傷して大学では公式戦の登板はありませんでした。故障した右肘の状態は一進一退を繰り返し、大学入学後はボールも握れず、体作りに励む日々でした。
大学3年の冬に、公式戦登板ゼロの柴田選手でしたが日体大の古城監督の計らいで社会人野球の日本通運の練習に参加が叶うと、日本通運の藪宏明前監督が柴田選手の秘めた才能に注目し、なんとその日のうちに内々定が出たそうです。
日本通運で野球をするために柴田選手がすることは、トミー・ジョン手術を受けて右肘を完治させることでした。そして大学4年時にはトミー・ジョン手術を受けリハビリ生活となりました。
ボールを投げられるようになったのは日本通運に入ってからで、リハビリを続け公式戦で登板できるようになると、最速156kmの速球で才能が開花しクローザーを務めるまでになりました。
公式戦の登板は高校3年生以来となり実戦経験は少なかったものの、復帰した年の2021年ドラフト会議でヤクルトから3位指名を受けてプロ入りとなりました。
プロ入り後
プロ入り1年目の今年2022年は主に2軍での生活でしたが、7月8日の対阪神戦でプロ入り初登板を果たしています。結果は1イニングを投げて被安打5の5失点(自責点1)という結果でした。
結局プロ入り1年目の1軍での登板は、この1試合のみとなりましたが2軍ではフレッシュオールスターにも出場しています。
まとめ
柴田選手は、プロ入り1年目こそ1試合のみの登板でしたが、将来ヤクルトのクローザーになることを期待して応援したいと思います。
また、面白い一面も持ち合わせているのでヤクルトで長くプレーして欲しいですね。
これからも個人的に気になった選手を、少しづつですが記事にしていきます。
今年のドラフトで獲得した選手達もまとめているので、興味があれば覗いてみて下さい。