セ・リーグ3連覇に向けスタートした2023年のヤクルトスワローズ。
しかし、2023年は交流戦の時点で12連敗をするなど苦しんでいます。
そんな中、2023年4月に育成選手から支配下登録され、1軍のマウンドで活躍している丸山翔太投手!
これからの成長が期待される192cm長身右腕の丸山投手はどんな選手なのでしょうか?
今回は大学時代に大手内定を辞退し、育成4位指名から支配下契約となり、1軍のマウンドで夢を掴んだ丸山投手のプロ入り前の経歴や選手としての特徴についてみていきましょう(^O^)/
丸山 翔太のプロフィール
名前 | 丸山 翔太(まるやま しょうた) |
ポジション | 投手 |
投・打 | 右投・左打 |
身長・体重 | 192cm・77kg |
出身地 | 福岡県 |
経歴 | 小倉工高 ─ 西日本工大 ─ ヤクルト(2021~) |
大手の内定を辞退し育成4位でヤクルトへ
育成契約でヤクルトに入団した丸山投手ですが、西日本工業大学時代に実は大手自動車メーカーの内定をもらっていたそうです。
しかし丸山投手は内定をもらった大手自動車メーカーと野球の間で揺れ動いていました。
その時の丸山投手の心は「野球を続けたい」という思いがあったので、大学4年の秋にプロ入り希望を監督に打ち明けたそうです。
すると監督は丸山投手がドラフトに掛かる可能性が低いことから「働いたほうがええやろ」と答えたそうです。
しかし、丸山投手の思いは強く意思が変わることはありませんでした。
それを見た監督は「志望届を出したら、もしかしたら育成なら引っかかるかもしれん。でも、育成でプロの世界に入るのは大変なことだから、それも踏まえて自分で考えなさい」と言ってくれたそうです。
そして運命の2020年10月26日のドラフト会議。
そこでヤクルトから育成4位指名を受け入団したのです。
育成時代の背番号は「017」でした。
入団時の丸山投手のコメント
スワローズの一員として、試合が出来ることをとても楽しみに思っています。一年目はしっかり身体を作って、支配下登録されるように頑張りたいと思います。最終的な目標はストレートでどんどん押していくパワーピッチャーになりたいと思います
引用元:東京ヤクルトスワローズ
支配下登録 そして1軍のマウンドへ
ヤクルト入団後は戸田で汗を流していた丸山投手ですが、2022年2月の春季キャンプで1軍キャンプに大抜てきされました。
古田敦也臨時コーチも見守る中、1軍捕手陣相手に投げ込み「今までにない環境。すごく充実しています」と言葉をはずませていました。
そして2023年、ついに丸山投手は4月29日支配下登録を勝ち取ったのです!
背番号は「017」から「68」に変更。
さらに、登録された4月29日の対阪神戦の8回にプロ初登板を果たしました。
背番号も間に合わなかったため、プロ初登板は育成時代の「017」を着けマウンドへ。
残念ながらデビュー戦は佐藤輝明選手に本塁打を打たれるなど、1回を2安打2失点のほろ苦いデビューとなりました。
その後はリリーフでコンスタントに登板を重ね、6月の交流戦を終わった時点で、13試合に登板し防御率3.63と、
まずまずの成績を残しています!
192cmの長身と独特な腕の振りが特徴
丸山投手は192cmの長身からオーバースローで投げ下ろすタイプの投手です。
MAX150kmを超えるストレートを長身から投げ下ろします。
そして丸山投手の特徴は腕の振り方が少し独特です。
打者からすると、投げるかなというタイミングから、もう一段階腕が回ってリリースポイントにくるので、タイミングが微妙にずれそうな気がします。
変化球はカーブ、スライダー、フォークを投げ、長身から投げるカーブは、打者も一度目線が上がるので、これも効果的かもしれません。
まとめ
大手内定を辞退して育成4位で入団。
そして1軍のマウンドで夢を叶えた丸山翔太投手。
1軍で投げ続けていることで、少しづつ首脳陣の信頼を得て、交流戦では接戦でも起用されるようになってきましたね。
コントロールに磨きがかかれば、これからも1軍のマウンドで丸山投手を見ることが出来そうですね!
これからの丸山投手の活躍に是非注目してみて下さい。