【ヤクルト】育成から支配下登録「小澤怜史」の経歴や特徴

小澤怜史
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2022年6月に育成から支配下登録された「小澤怜史」投手。

2022年シーズンオフの契約更改で推定年俸は500万円アップの1100万円に。

そして背番号も「70」から「45」に変更となりました。

背番号「45」といえば2022年限りで現役を引退し、2023年からコーチとしてチームに残っている嶋コーチの付けていた番号ですね。

今回はそんな期待されている「小澤怜史」投手について、経歴や特徴などをみていきましょう!٩( ”ω” )و

目次

45 小澤 怜史(こざわ れいじ)

名前小澤 怜史(こざわ れいじ) 
ポジション投手
投・打右投・左打
身長・体重 182cm・83kg
出身地静岡県
経歴リトルジャイアンツ ─ 静岡裾野リトルシニア ─ 日大三島高 ─ ソフトバンク 

選手としての特徴

小澤投手は少しクセのある右のサイドスローで、ストレートとスライダーが武器の投手です。

実は2021年途中まで、最速152kmのストレートが武器の右のオーバースローでしたが、2021年シーズン途中からサイドスローに変更しています。

2023年は主に中継ぎとして活躍していますが、先発投手不足ということもあり先発もこなし、6月11日の西武ライオンズ戦(ベルーナドーム)では6回を1失点に抑え2勝目を挙げています。

試合後に高津監督からも「リリーフも先発もやってくれる貴重な戦力の一人」と称賛されました。

プロ入り前までの小澤投手

小澤投手は小学校3年生の時に、リトルジャイアンツで野球を始めました。チームでは1つ上の兄とともにプレーしていましたが、当時投手として才能があったのは兄の方だったそうです。

小学生時代のリトルジャイアンツの長谷川監督は、当時の小澤投手について「本当に普通の子。何か飛び抜けて凄いことはなかったけれど、コツコツと一生懸命努力していた」と語っています。

さらに長谷川監督は小澤投手について「キャッチボールの時に、投げ方が綺麗で腕の振りも良く、肩も強かった。ただ、怜史って横から投げたがるんだよ。キャッチボールでは普通に上から放るんだけど、遠くに投げようとすると横から放る」と、2022年と途中から横投げに変更した小澤投手ですが、当時から横投げの才能があったのかもしれません。

そして小澤投手は、小学5年生の時にレフトでレギュラーを掴みますが、レフトからバックホームするのもサイドで投げるので、シュート回転していたことから、長谷川監督は上投げに矯正しました。

長谷川監督の中には、小澤投手を正統派の投手にしたいとの考えがあり、サイドスローやアンダースローが悪いわけではないけれど、小学生のうちはまずは上から投げる本格派のピッチャーとして育てたかったそうです。

小澤投手は中学に進学すると、静岡裾野リトルシニアでプレーしました。

そして高校は日大三島高校に進学します。高校時代は1年時からベンチ入りします。3年時には最速152kmをマークしています。

2015年のドラフト会議でソフトバンクホークスからドラフト2位指名を受けてプロ入りしました。

ソフトバンク時代の小澤投手

ソフトバンクでは、ルーキーイヤーの2016年は1軍での登板はなく主に3軍での登板でした。

プロ入り2年目の2017年にフレッシュオールスターに選出され、さらに1軍デビューを果たし2試合に登板しています。

3年目の2018年は、怪我の影響もあり1軍登板はなくシーズンオフに自由契約となりました。その後ソフトバンクで育成契約として再契約しています。

2020年には再び戦力外通告を受け、12球団合同トライアウトに参加し、そこで3者三振に抑えヤクルトスワローズと育成契約を結びました。

ヤクルトでの活躍

育成選手時代は背番号「014」で2021年の1年目には2軍で35試合に登板して防御率3.63の成績でした。シーズン中にサイドスローに変更しています。サイドスロー変更後のみやざきフェニックスリーグではノーヒットノーランを記録しています。

育成2年目の2022年は、2軍で抑えとして24試合に登板して防御率1.30と安定した成績を残しました。戸田の林昌勇ですね。2軍での活躍が認められ6月26日に支配下登録されました。背番号も「70」に変更しています。支配下登録された6月26日の中日戦にヤクルトでの1軍初登板を果たしています。

2022年は、10試合(内先発8試合)に登板して2勝1敗、防御率4.11という成績でした。シーズンオフの契約更改で背番号を「70」から「45」に変更しています。

小澤選手の契約更改時のコメントです。

「一番は支配下になれたことが大きかったです。そこからチャンスをいただく中で、自分なりにある程度ものにできたのでそこは良かったと思います。ただ、先発をやってみて体力面だったり、二回り目だったり、打たれる場面も多かったと思うので、オフシーズンでは投げ続ける体力作りを中心にトレーニングをして、改善していけるようにやっていきたいと思います。自分の武器はサイドスローなので、長所をもっと出して人と違うところを見せていけたらと思います。来シーズンは開幕ローテーションに入って、一年間一軍にいれるように頑張りたいです」

東京ヤクルトスワローズ



まとめ

サイドスローにしてから、結果が出てきた小澤選手ですが、サイドスロー変更後すぐは投球練習をみてもフォームが少し安定していない印象がありましたが、だんだんと安定して結果もついてきましたね。

2023年は貴重な中継ぎと、先発ローテーションが不足しているときには先発と、大活躍しそうですね。

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