セ・リーグ3連覇へ向けて2023年シーズンをスタートさせたヤクルトスワローズですが、7月に入り5位と低迷しています。
そんなヤクルトの守護神候補として、2023年から加入したケラ投手が退団するとのニュースが流れてきました。
ケラ投手は、奥川投手が昨シーズンまで付けていた背番号「11」を着けていたのでかなり期待されていた選手。
最速160kmともいわれる速球でマクガフ投手の代わりの抑え候補として獲得していたので、とても楽しみにしていましたが残念です。
ケラ投手のプロフィール
名前 | キオーニ・ケラ |
ポジション | 投手 |
投・打 | 右投・右打 |
身長・体重 | 185cm・99kg |
出身地 | アメリカ合衆国 カルフォルニア州 |
経歴 | レンジャーズ-パイレーツ-パドレス |
ケラ投手の特徴
MLBでのケラ投手はリリーフの登板が殆どで、レンジャーズでは抑えとしても活躍しました。
最速160kmの伸びのあるストレートで平均球速が150km越えと、リリーフで1イニング全力型の投手です。
変化球は縦に大きく曲がるカーブがあり、ストレートと縦のカーブで投球の殆どを組み立てます。
チェンジアップも持ち球としてありますが、ほとんど投げていないようですね。
2021年にトミー・ジョン手術を受けていて、2022年に復帰し3Aで16試合に登板しています。手術前の投球ができると、とても楽しみな抑えになってくれそうですね٩( ”ω” )و
MLB時代のケラ投手
ケラ投手は2012年のMLBドラフト12巡目でプロ入りしました。
レンジャーズ時代の2015年にメジャー初登板を果たしています。レンジャーズ時代は2015年~2018年シーズン途中のトレードで移籍するまでの4シーズンで180試合に登板して19勝、48H、27Sをあげています。
2018年のシーズン中にパイレーツへトレードで移籍し、パイレーツでは2018年途中から2020年までの3シーズンで、51試合に登板して、2勝、10H、1Sをあげています。2020年シーズンオフにFAとなりました。
2021年はパドレスでプレーし「ダルビッシュ有」投手と同僚になっています。12試合で、2勝1Hでした。その後は、トミー・ジョン手術を受けたたメジャーでの登板はありませんでした。
今季はドジャースとマイナー契約を結び、マイナーリーグで実戦復帰しているので、来季3月の開幕は問題ないようです。
まとめ
ヤクルトでのケラ投手は、残念ながら1軍で見ることができませんでした。
2軍でも15試合に登板して防御率7.71と、思うようなピッチングが出来なかったようですね。
残念ですが、ケラ投手と入れ替わりに入団するエルビン・ロドリゲス投手に期待しましょう。