2023年7月25日、ヤクルトはBCリーグ福島レッドホープスの木須フェリペ選手と育成契約を結んだと発表されました。
フェリペ選手は静岡県の御殿場西高校からオリックスに育成選手として入団。その後自由契約となった後は、一度野球を離れましたが2023年からBCリーグ福島レッドホープスで、再びプロ入りを目指しプレーしていました。
それでは、ヤクルト入りしたフェリペ選手とはどんな選手なのか見ていきましょう!
木須フェリペのプロフィール
名前 | 木須 フェリペ(きす・ふぇりぺ) |
ポジション | 捕手 |
投・打 | 右投・右打 |
身長・体重 | 176 cm・77 kg |
出身地 | 静岡県 |
経歴 | 御殿場西高 ─ オリックス(2018~2021) ─ 福島レッドホープス(2022~2023) ─ ヤクルト(2023~) |
イケメン捕手「フェリペ」の特徴
フェリペ選手は父がブラジル人で、母の父は日本人。両親とも日本に来て20年以上になるそうです。2019年に家族全員が日本国籍を取得しました。
フェリペ選手はポルトガル語は普通の会話ならできるそうですが、家族は日本語で会話しています。ちなみに英語は?と聞かれた時には「全然ダメなんです」と苦笑い。
フェリペ選手がプロのスカウトの注目を集めたのは高校時代。
2塁への送球タイムが1.8秒台という強肩と、高い身体能力、そしてフルスイングの打撃が高い評価を受けていました。
フェリペ選手は1999年生まれなので、ヤクルトでは山下投手、金久保投手、村上選手、丸山選手そして、2023年7月26日に西浦選手とのトレードでDeNAから入団した阪口選手が同学年です。
顔もカッコいいので女性ファンが増えそうですね!
フェリペの経歴
高校卒業後に育成契約でオリックスに入団したフェリペ選手でしたが、残念ながら支配下登録を勝ち取ることが出来ずに自由契約となってしまいました。
その後は、一度野球の道を離れるも、再びBCリーグの福島レッドホープスに入団し、2023年7月25日にヤクルトと育成契約を結びました。
では、詳しく見ていきましょう!
プロ入り前
静岡県富士市出身のフェリペ選手は、小学校3年生までは水泳をしていました。4年生の時に友達と見学に行った野球が楽しくて野球を始めたそうです。
中学は地元の岳陽中学校の軟式野球部で、捕手をしながら1番を打っていたようですね。「1番捕手」ってカッコいいですね。
わたくしも捕手をやっていましたが、打てない、足も遅い、なので「8番捕手」が定位置でした。トホホ…フェリペ選手のような「1番捕手」に本当に憧れます!
近年は動ける捕手が多くなってきましたよね。ヤクルトでも内山選手は高校時代に遊撃手をしていたので身のこなしがとても軽いですね。
話しが逸れましたが、フェリペ選手は高校は静岡県の御殿場西高校に進学しました。
御殿場西高校はOBにロッテで活躍した小野晋吾投手がいます。
フェリペ選手は1年秋から正捕手となりましたが、高校3年間で甲子園出場は叶いませんでした。
そして2017年のドラフト会議でオリックスから育成4位で指名を受け、プロ入りしました。
オリックス時代
オリックスに育成選手として入団したフェリペ選手の背番号は130番。
育成2年目の2019年には、捕手だけでなく外野も守り、3軍戦と呼ばれる練習試合では三塁手としても出場しました。
そして、秋季キャンプでは二遊間の特守にも参加し軽快な身のこなしを見せていました。
キャンプ終了後に台湾で開催されたアジアウインターリーグにも参加。
2019年のアジアウインターリーグでは、ヤクルトでチームメイトとなる清水投手、金久保投手、古賀選手、濱田選手も同じチームで出場していました。
その後2020年、2021年と2軍で出場しましたが、打率は.180台と結果を残せず2021年10月に戦力外通告を受けました。
福島レッドホープス
オリックスを自由契約となった後の2022年は野球ではなく、サッカーの栃木シティフットボールクラブの職員として所属していましたが、2023年から再びプロ入りを目指し福島レッドホープスでプレーすることとなりました。
福島レッドホープスの監督はヤクルトで活躍した岩村明憲さん。そして投手コーチは館山昌平さんです。野手コーチはオリックスに在籍していた福留宏紀さんです。
福島レッドホープスでは38試合に出場して打率.246、本塁打3という成績でした。
そして、2023年7月25日にヤクルトと育成契約を結びました。背番号は025番です。
まとめ
ヤクルト入りしたフェリペ選手は早速2軍の試合に出場しています。デビュー4試合目には本塁打を放っているので、これからの成長に期待したいですね。
ヤクルトの捕手陣は強力ですが、支配下を勝ち取り1軍の舞台でプレーする姿が見れるように応援したいと思います。