セ・リーグ3連覇へ向けてヤクルトスワローズの春季キャンプが始まりました。
この時期は、新加入の選手がどんな選手なのか観てシーズンでの活躍を期待する楽しみな時期です。
2022年12月5日に外国人投手の補強として獲得した身長190cm右腕「エスピナル」投手はどんな選手なのか気になりますよね。
早速春季キャンプ初日からブルペンに入った「エスピナル」投手ですが、今回はそんな「エスピナル」投手の経歴や特徴について見ていきましょう。٩( ”ω” )و
エスピナル投手のプロフィール
名前 | ライネル・エスピナル |
ポジション | 投手 |
投・打 | 右投・右打 |
身長・体重 | 190cm・97kg |
出身地 | リシオミルグロスヘルナンデス高ーボストン・レッドソックスーシンシナティ・レッズ |
エスピナル投手の特徴
エスピナル投手はドミニカ出身で、同じドミニカ出身のサンタナ選手がチームにいるのは心強いですね。
エスピナル投手は身長190cm、体重97kgの大型右腕です。190cmと長身ですが上から振り下ろすタイプというより、スリークォーター気味で腕が少し低い位置からでてくるイメージです。
ダイナミックなフィニッシュで、投げ終わった後に身体が左に流れます。個人的には、日本の細かい野球でサードとピッチャーの間のバント処理が上手く出来るか、そのあたりにも注目して観たいと思います。
球種はストレート、スライダー、チェンジアップを投げていて、ストレートは153km近くでています。フォームがダイナミックなので、ストレートも威力がありそうですね。
スライダーは、曲がりはあまり大きくないので甘く入ると危険な印象がありますが、シュート回転するストレート反対方法に曲がるスライダーは打者のタイミングを外せそうです。
チェンジアップは空振りの取れる球なので、決め球としても使えそうです。追い込んでからストレートかチェンジアップかで打者は迷いそうなので、シーズンに入ったら追い込んだらどちらの球を何投げるか予想しながら観るのも楽しそうです。
「エスピナル」投手は、コントロールは結構アバウトな印象があるので、打者に見極められると苦しい投球になりそうな気がしますが、勢いで抑えていく姿を楽しみにしたいと思います。
MLB時代のエスピナル投手
エスピナル投手は、2012年にヤンキースに入団しマイナーで下積みをしていました。2018年には41試合に登板して7勝2敗、防御率3.09という成績をマークしています。
2019年にはトミー・ジョン手術を受けています。2019年シーズンオフにルール5ドラフトでボストン・レッドソックスに指名され移籍しました。「ルール5ドラフト」は日本プロ野球界でも12月9日に初の試みとなる「現役ドラフト」のベースとなっているものですね。
2021年オフにレッドソックスから自由契約となり、サンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結びました。
2022年にはトレードでシカゴ・カブスへ移籍しましたが、8月16日にFAとなり8月18日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結びました。
2022年シーズンはマイナー3Aで27試合の登板して5勝6敗でその内21試合は先発投手として登板しています。9月にメジャー昇格し、レッズでも2試合に救援登板しました。
メジャーでは通算3試合に登板して0勝1敗、6回2/3を投げて自責点6、防御率8.10という成績です。マイナーでは通算189試合に登板して40勝34敗、防御率3.75という成績でした。
まとめ
メジャーも経験している高津監督なので、環境的にやりやすいのではないでしょうか。
2022年の日本シリーズのオリックスとの戦いを観ていて感じましたが、山﨑颯一郎投手や宇田川優希投手のような、長身のパワー投手が欲しいと思っていたので、エスピナル投手が上手くハマれば2023年シーズンも楽しみですね。
オープン戦から要チェックです。
ちなみに、エスピナル投手のことは「エスピー」って呼んでねと田口投手がTwitterで言っていましたね。
「エスピー」楽しみにしてるよ~٩( ”ω” )و
田口投手はこうして新入団選手と積極的に絡んで早く馴染めるようにしてくれて、ファンとして本当にありがとう!です。
3人の新外国人選手も早く日本の野球に慣れて、ヤクルトで長く活躍してくれることを楽しみにしたいと思います。
来季に向けて獲得した、新外国人選手「ピーターズ」投手と「ケラ」投手についてもまとめているので、興味があれば覗いてみて下さい。