10月はドラフト会議で盛り上がりましたが、去年のヤクルトスワローズドラフト1位ルーキーの山下輝選手は、日本シリーズ第5戦で先発に大抜擢されました。
5回3失点で試合を作った山下投手はどんな選手なのでしょうか?
今回は山下選手について紹介していきます。
15 山下 輝(やました ひかる)
名前 | 山下 輝(やました ひかる) |
ポジション | 投手 |
投・打 | 左投・左打 |
身長・体重 | 188cm・100kg |
出身地 | 千葉県 |
経歴 | 岩根西中ー木更津総合高ー法政大 |
野球を始めてから中学時代まで
山下選手は千葉県木更津市の出身で、小学校3年生の時に「岩根フェニックス」で野球を始めました。
中学も地元の岩根西中に進み軟式野球部に入部します。中学校の野球部は部員も少なくあまり強くなかったそうですが、3年時には約200人が参加したと言われる千葉県の県選抜チーム選手選抜会に合格し「千葉ファイターズ」でエースとして全国優勝をしています。
木更津総合高校時代
高校は千葉県の木更津総合高校に進学します。入部当初は1学年上に楽天の「早川隆久」投手がいた関係もあり、スタメンで使えるようにと1年夏から一塁手のレギュラーとしてプレーしていました。
2年時も一塁手として春夏と甲子園に出場しています。
新チームではエースとして活躍し、3年夏の甲子園に出場しています。夏の千葉県予選では準決勝で金久保優斗選手擁する東海大市原望洋と対戦しています。今では金久保選手はヤクルトのチームメイトですね。
U-18のWBSC侍ジャパン日本代表にも選ばれています。同じ年にドラフト2位入団した丸山選手も日本代表に選ばれています。
法政大学時代
大学は法政大学に進学しました。大学入学後にトミー・ジョン手術を受けたので、初登板は3年春でした。4年時の春のリーグ戦では5試合に登板し2勝をあげています。
プロ入り後
2021年にヤクルトからドラフト1位で指名を受けましたが、直後の東京六大学リーグ戦で左尺骨を疲労骨折し、リハビリからのスタートとなりました。
1軍でのプロ初登板は9月22日の対中日ドラゴンズ戦で、5回途中、9安打3四球2失点でした。打者としても能力が高く、プロ初安打も記録しています。ちなみにこの日ヤクルト打線は完全に相手投手に抑え込まれ、チームの安打はこの山下選手の1安打のみでした。初勝利は9月30日の対広島カープ戦で、8回途中5安打無失点という内容で好投しています。1年目のシーズンは2試合に登板して、1勝1敗、防御率1.46という成績でした。
その後、日本シリーズの第5戦の先発に抜擢され、5回7安打2四死球3失点とういう内容でゲームを作りました。来年以降の活躍が楽しみですね。
山下選手の魅力
山下選手の魅力は、なんと言っても身長188センチ、体重100キロというスケールの大きさです。長身から投げ下ろす最速151kmのストレートにスライダー、カーブ、ツーシーム、カットボールを投げます。
これから球速が出てきて、ストレートにさらに威力が出てくると楽しみな選手となりそうですね。
まとめ
山下選手はプロ1年目はスタートこそ出遅れましたが、シーズン最後と日本シリーズではしっかりと1軍で投げているので、来年は高橋奎二投手と左のローテーションに入ることを期待出来そうです。
来年も山下投手の活躍に期待しましょう!٩( ”ω” )و
同じくルーキーの竹山選手についてもまとめましたので興味があれば覗いてみて下さい。