2022年日本シリーズ第2戦。0対3と負けていたヤクルトを救った衝撃的な一振り。
起死回生の代打同点3ランホームランを放った「内山壮真」選手。
内山選手はプロ3年目のシーズンに向けて、愛媛県松山市でヤクルトの正捕手中村選手や、古賀選手、さらには日本ハム・伏見選手、阪神・坂本選手、ロッテ・松川選手らと自主トレを行っています。
12月の契約更改では、1000万円増となる推定1600万円にアップし3年目の活躍が楽しみな内山選手。
今回はそんな日本シリーズで大仕事をしたヤクルト「内山壮真」選手をみていきましょう!٩( ”ω” )و
33 内山 壮真(うちやま そうま)
名前 | 内山 壮真(うちやま そうま) |
ポジション | 捕手 |
投・打 | 右投・右打 |
身長・体重 | 171cm・71kg |
出身地 | 富山県 |
経歴 | 星稜中 ー 星稜高 |
小学校~中学時代まで
内山選手は小学校3年生の時に富山県の「滑川東部スポーツ少年団」で野球を始めます。
6年生の時は背番号5で「投手・捕手・遊撃手」をやっていたようです。小学生にしてこのフィニッシュ!さすがのセンスですよね!
実は、内山選手は野球より前に2歳から空手を習ってたんです。内山選手のお父さんは空手で全国優勝した経験があるそうで、その影響で2歳から小学校5年生まで空手をしていたようですね。
小学生にしてこの軸のぶれないフォームは空手を続けたことで得た体幹の強さかもしれませんね。
中学は「もっと野球を極めたい」との思いから、地元の富山を離れ石川県の強豪、星稜中学に進学しました。
小学6年生にしてこの向上心!
やはり、ヤクルトの未来の正捕手です!(*´ω`*)
中学では、入学直後の初打席でヒットを放ち、1年から遊撃手でレギュラーとなりました!
さすがの勝負強さ。Σ(゚Д゚)
さすがの勝負強さ。Σ(゚Д゚) 日本シリーズのサヨナラホームランを打つような勝負強さは既にこの頃から育っていたのかもしれません!!
さらに、中学2年夏には全国優勝を成し遂げ、中学3年時は正捕手として春は全国優勝、夏は全国準優勝をしています。
またまた、この頃から大舞台の申し子!(*´ω`*)
さらにU-15の日本代表にも選ばれ、世界一にもなっています。この大会は日本ハムの「根本悠楓」投手ともバッテリーを組み、根本投手は最優秀投手、内山選手は最多本塁打でベストナインにも選ばれています。
スーパーすぎる中学時代、どんどん内山選手の魅力にハマってしまいます!(≧▽≦)
星稜高校時代
高校は星稜高校に進みました。当時星稜高校は1年先輩のヤクルトの奥川投手と巨人の山瀬選手がバッテリーを組んでいました。
この世代の星稜高校凄すぎます^_^;
ちなみに。内山選手は1年時の高校初打席の初球に右前安打を放ったそうです。
またもや初打席から結果!!Σ(゚Д゚)
正捕手は山瀬選手が務めていましたが、強豪星稜高校でも内山選手は1年夏から遊撃手でレギュラーを掴み甲子園に出場しています。
内山選手は、高校1年生の時に理想はヤクルトの山田哲人選手のように、長打だけでなく鋭く野手の間を抜く打球も飛ばせる強打者と語っていました。
山田哲人選手とチームメイトになったので、プロでの活躍も影響を受けているのかもしれません!
2年時も春夏と甲子園に出場し、夏の準々決勝では2打席連続本塁を放ち注目を集めました。
3年時も春の甲子園出場が決まっていましたが、新型コロナウイルスの影響で大会が中止となり、夏の甲子園高校野球交流試合に出場しました。
内山選手は高校通算34本塁打で強打の遊撃手・捕手として下級生の頃から注目を集めていました。
プロ入り後の活躍
2020年ドラフト会議で3位指名を受けヤクルトに入団しました。
プロ入り後1年目の2021年にはフレッシュオールスターに出場し本塁打を放ちMVPを獲得しています。
2年目の2022年は春季キャンプから1軍に帯同し、開幕1軍を掴み中村選手が開幕から離脱していたこともあり、出場機会に恵まれ代打も含め74試合に出場して、打率.232・本塁打4本を記録しました。
日本シリーズ第2戦では、0対3で負けていた9回に代打で出場すると追い込まれてから起死回生の代打同点3ラン本塁打を放ち、野球ファンに強烈なインパクトを残しました。
内山壮真選手の魅力
内山選手の身長は171cmとプロ野球選手としては小柄な体格ですが、その身体からは信じられないほどの長打力を持っています。
U-15の日本代表や、甲子園、フレッシュオールスター、日本シリーズでの本塁打など大舞台での勝負強さが魅力的です。
日本シリーズが終わり、シーズン終了後に開催された2022の秋季キャンプの練習試合でも、2試合連続本塁打を放つなど、長打力を見せつけました。
遊撃手をやっていたことからも身のこなしが軽く、肩も強いため捕手の2塁送球タイムは1.8秒台と言われています。
ソフトバンクの甲斐選手も1.8秒台と言われていて、プロの捕手は2秒切れば走者と勝負できると言われていますので、内山選手は十分1軍で正捕手を張れるレベルですね!
個人的に好きなのは、ソフトバンクの周東選手の盗塁を阻止した時は、低めのボールを取って投げる動作が、ヤクルトの名捕手古田さんを彷彿させるような素早い投げ方で凄い好きです。
動けて打てる捕手としてこれかのヤクルトスワローズを背負っていける捕手になってほしいですね。
現在ヤクルトの正捕手は、背番号27を受け継いだ中村選手がいるので内山選手は、昨年のように併用での起用となりそうです。
個人的には内外野も挑戦したら面白いと思います。捕手の併用に加え、内外野の選手が怪我や調子を落とした時、休養時等に内山選手が捕手以外のポジションで出場できれば面白くなりそうですね。
まとめ
高卒2年目とまだまだ伸びしろ十分な内山選手ですから、これからどこまで成長するのかとても楽しみな選手です。
あと2年後くらいには手の付けられない選手になっていそうですね!
今回は2023年3年目のシーズンを迎え、将来楽しみな内山選手について紹介しました。
今後も少しずつ気になる選手紹介シリーズを続けていきたいと思います。
ポストシーズン大活躍の村上選手の記事はこちらでも書いているので、良ければ覗いてみて下さい。