2023年7月26日、ヤクルト西浦直亨選手とDeNA阪口皓亮投手の電撃トレードが発表されました。阪口選手のヤクルトでの背番号は58番です。
DeNAの阪口投手は、まだまだ成長できる可能性を秘めた長身右腕で、今シーズンは1軍での出番をなかなか掴めずにいました。
投手を必要としているヤクルトで1軍のマウンドで活躍する姿を期待しましょう!
一方、西浦選手は2軍で良い成績を残していたものの、今シーズンは長岡選手、武岡選手、宮本選手、元山選手など若手の活躍でなかなか1軍での出番がありませんでした。
現在DeNAでは右打者が少なく、宮崎選手が全試合スタメンで出ていないこともあり、内野どこでも守れる西浦選手は1軍で期待できそうです。
DeNAのコーチ陣も相川コーチ、田中浩康コーチ、石井琢朗コーチと、ヤクルトで一緒になったコーチもいるので心強いですね。
それでは、今回新たにヤクルトに入団する阪口皓亮投手を見ていきましょう!
阪口皓亮のプロフィール
名前 | 阪口 皓亮(さかぐち こうすけ) |
ポジション | 投手 |
投・打 | 右投・左打 |
身長・体重 | 188 cm・90 kg |
出身地 | 大阪府 |
経歴 | 北海高校 ─ DeNA(2018~2023) ─ ヤクルト(2023~) |
長身速球派の右腕・阪口皓亮
阪口投手は、188cmから投げ下ろす最速154kmの速球が魅力の長身右腕です。
変化球は縦に大きく曲がるカーブと、スライダー、フォーク、打者の手元でわずかに動くカットボールが魅力的です。
先発、中継ぎ両方こなせる投手なので、今のヤクルトではチャンスをもらえそうですね。
阪口投手は1999年生まれなのでまだ若く、ヤクルトでは山下投手、金久保投手、村上選手、丸山選手が同学年ですね。
コントロールにやや難がありますが、伸びしろがある若手なので剛腕投手に化ける可能性があるのではないでしょうか。楽しみです!
高校3年夏の甲子園で140km台後半を連発
高校3年の夏、阪口投手はダブルエースの1人として背番号10で南北海道大会を制し甲子園出場を決めました。
南北海道大会での阪口投手は27イニングを投げて16失点と不安の残る投球内容。一方で背番号1の多間投手は22.2回を投げて2失点と抜群の安定感でした。
そして、迎えた甲子園。
阪口投手は、初戦の神戸国際大学附属戦で先発のマウンドに上がると140km台を連発。そして最速148kmを計測すると観客もどよめきました。
甲子園で潜在能力が開花した阪口投手はドラフト候補となり、2017年10月のドラフト会議で横浜DeNAベイスターズからドラフト3位指名を受けました。
第2回 WBSC U-23日本代表に選出
プロ入り1年目の2018年のシーズン終了後に、阪口投手は第2回 WBSC U-23ワールドカップのU-23野球日本代表に選出されました。
対ドミニカ共和国戦では、先発登板すると7回3安打無失点の好投をみせました。
ちなみに、この時の日本代表には、ヤクルトで再びチームメイトとなる近藤弘樹投手や成田翔投手も選出されていました。
近藤弘樹投手
成田翔投手
引用元:侍ジャパンオフィシャルサイト
DeNA時代の阪口投手
DeNA時代の阪口投手は2018年〜2023年で1軍登板は15試合全て先発での登板でした。
2019年のシーズンオフには、オーストラリアのプロ野球リーグである、オーストラリアン・ベースボールリーグのキャンベラ・キャバルリーに派遣され、武者修行に出ています。
そして、自己最多の成績は2021年に登板した8試合がシーズン最多登板数で2勝をあげました。通算防御率は5.31です。
そして、2023年7月26日、西浦選手とのトレードでヤクルトへの移籍が発表されました。
まとめ
2023年はBクラスに低迷しているヤクルトにとって、来シーズン以降も見据えた若手投手を獲得できたのは大きいですね。
阪口投手は身長もあるので、大化けするととても楽しみな選手です。
西浦選手も2軍では良い成績を残していましたが、なかなか出番が回ってこなかったので、DeNAに行き1軍で活躍する西浦選手を楽しみにしたいと思います。。
1軍の試合でヤクルト阪口投手とDeNA西浦選手の対戦は楽しみですね。
お互いに1軍での活躍する機会が増え、良いトレードだったと言われるように応援したいと思います。